アジアのぬるい風に吹かれて

今日もあのへんにいます

2018年のパクセ&デット島①

f:id:red_red_wine:20181229220346j:image

 

 

ここはタイ・ウボンラチャタニのバスターミナル。

f:id:red_red_wine:20181229144237j:image

“ラオ。ラオのパクセに行きたいんです”とチケット売り場のおばさんに言ったら、“はい、200バーツ(約660円)ね。2番乗り場から9時半出発だよ”と。え?まだ8時前なのに。ネットで見つけた時刻表は古いのか…どうやって時間つぶそう?

f:id:red_red_wine:20181229162401j:image

向かいの簡易な食堂のおばちゃんが、“おいでおいで”と手を振る ^_^;  朝ごはん食べていきなってことか。

タイからラオスへの旅は、こんなふうに始まった。

「もしや日本の方ですか」

やけににぎやかな運転手がトウモロコシを手に持って、“こいつがあるから腹が減っても大丈夫さ!”などと言いながら国際バスはスタート。あ、タイ語がわからないので単なる推測です。

ところで、隣に座ってきた青年。風貌が東アジアっぽいものの、どうもチャイナの雰囲気ではない。“コリアかな…”と思っていたのだが、彼のスマホからちらりとカタカナが見えた。えっ! この“タイの最果て”で?

思わず“あのぉ、日本の方ですか?”と声をかけつつ、いろんな人の旅ブログで目にしたこのセリフを、まさか自分も言う日が来るとは、びっくり。

聞けば、大学院に通いながら農産物のビジネスも立ち上げていて、旅行半分仕事半分でラオスに行くとのこと。年齢は我が娘とほぼ同じ。“俺は彼の父親世代か?”と、これまた衝撃 (+_+)

バスが向かうのは、国境の街チョンメック。ここに両国のイミグレが置かれ、タイの出国チェックを受け、なぜか地下に掘ってある道を歩いてラオスに入国するのだ。

f:id:red_red_wine:20181229181902j:image

国境。写真の奥を見ると、ここが何もない原野だとわかる。

やってきたぞパクセ

入国審査の際、ラオスの係官がニューッと手を出してきて10,000Kip(約130円)を支払わされた。ネットで事前に読んでいたので驚きはしなかったが、何のお金だか一切説明はされないという…  (;_;

そこからまた1時間以上走り、ようやくパクセに到着。“ホテルまで一人8,000Kip(約100円)で行くよ〜”というトゥクトゥクのおっさんが現れたので、そうすることにした。こういう観光バスと地元トゥクトゥクの、あうんの呼吸の連携プレー(?)にはいつも感心する。もっと市内中心部にバスを停めれば済むことなのに、ね。

年季の入った欧米バックパッカーの中には、それが腹立つからたとえ何キロあろうと歩いてやる、という人たちもいるらしい。

ともかく、ラオス第2の都市パクセに見参! なお現地語でパクとは“口(くち)”のことで、セードン川の河口だからパクセなのだそうだ。

f:id:red_red_wine:20181229191512j:image

f:id:red_red_wine:20181229190643j:image

念のため、ラオス全体の地図で確認しておこう。首都はヴィエンチャン、古都で最大の観光地ルアンパバーン、そして南部に下って、タイ・ベトナムカンボジアと接する位置にあるのがパクセだ。

f:id:red_red_wine:20190104101212j:plain

©Goway Travel. 

日が暮れてからマーケットにも行ってみた。果物売りのお姉さんはスマホに夢中 (^^)

f:id:red_red_wine:20181229190718j:image

子供用の遊具に使われていたのは、日本の人気キャラクター。

f:id:red_red_wine:20181229192435j:image

歩いていたら白人客でにぎわうレストランがあったので、自分もここでディナー。20分待っても料理が出てこず(ラオスはこの傾向あり)、一人飲みでビアラオの大瓶が2本も空きそうになった (;_;

f:id:red_red_wine:20181230085211j:image

…が、ようやく来た揚げ春巻きが絶妙なお味だったので、ご満悦でホテルに帰りましたとさ。

 

その②につづく)