アジアのぬるい風に吹かれて

今日もあのへんにいます

2019年のタムコック&ハノイ①

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10月後半。そろそろインドシナの雨季も開けたかな?ということで、ハノイに行ってみた(これで3度目)。

冒頭の写真は、“夕暮れのホアンキエム湖”。

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暑さと喧騒とバイクのクラクション。そして何の交通ルールもない街角 (^.^;

ハノイ中心部の“カオス”は、健在だ。

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ホアルーそしてタムコック

到着翌日は、ホアルー&タムコックをまわる 1 day tour に申し込んであった。

朝8時。旧市街のいくつかのホテルを回ってお客をピックアップし、バスは120kmほど離れたニンビン省へと向かって走る。

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ドライブインで休憩あり)

ホアルーとは、西暦900年代後半にようやく中国からの独立を勝ち取ったベトナムが、初めて都を置いた地。

とはいえ、今で言う中部・南部は別の国だったし、独立後も中国の干渉は続いたのだが…

f:id:red_red_wine:20191021184556j:image王宮の門。当然、この時代は漢字文化圏だ。

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内部は暗いので、写真では紹介しづらいが、相当に古い建物であることは感じられた。旅行ガイドなどでは、よく“ホアルー城”と書いてあるが、雰囲気はホアルー寺に近い。f:id:red_red_wine:20191021211558j:image

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中国の支配する時代、うっかり“シンチャオ(ベトナム語のこんにちは)”と挨拶すると、家族もろとも首をはねられました。“ニイハオ”と言え、というわけですーー

ガイドが英語だったので、こっちのヒヤリング能力にも限界はあるが、およそこんな話をしていたように思う。なんとも過酷な歴史。

さて、バイキング形式のランチをいただいた後は、サイクリングの時間だ。f:id:red_red_wine:20191021212216j:image

日本ではお目にかかれない奇妙な形状の山々と、合間に流れる川。そこを縫うように自転車を漕いでゆく。

ベトナムは都市部の大気がだいぶ困った状態なので、よけいに山間部は空気がおいしい。

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おや、ガチョウを発見。

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さて、そろそろメインイベント。タムコック=“陸のハロン湾”に向かうとしよう。

なお、この小旅行は、ある人のブログでおススメされていた、 Tinny's travel に手配を頼んだ。もちろん、ハノイ市内には他にいくらでも旅行代理店があるし、各ホテルでも受け付けてくれるはず。相場は35~40$と思われます。

 

★おまけ

いかにしてこの国はベトナムと呼ばれるようになったか。1800年代、初めて自国内から皇帝が誕生。そのとき“南越”あるいは“大南国”と名乗ろうとしたのだが、中国から見てどちらも都合が悪かったらしく、“越南”としてはどうかと強い要請があり、当時の力関係上、逆らえなかった。この“越南”の読みが、ベトナム 'Vietnam' という呼称の元だ。

 

につづく)