アジアのぬるい風に吹かれて

今日もあのへんにいます

2019年のインレー湖と再びのマンダレー①


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ミャンマー再訪!

やって来ました2度目のミャンマー前回は体調不良に苦しんだ記憶が… 。今度は元気に駆け抜けたいなぁ。

まずヤンゴンの、 安かろう悪かろうとは言ったってさすがにどうかと思う(泣) ホテルで1泊してから、 国内線でおよそ1時間飛んでヘホーという空港へ。 そこからタクシーで50分ほど行くと、 ニャウンシュエの街に到着となる。

ニャウンシュエってこんなところ。

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小さな田舎町ではあるが、ミャンマーの誇る観光地“ インレー湖”を訪れるなら、ここを起点にすることになる。 浜名湖で遊ぶならまずは浜松市に泊まって…と同じこと。

2泊させてもらったのは、“Remember Inn”(リメンバー・イン)。

https://m.facebook.com/rememberinn/

ネットで評判がよかったから選んだのだが、なるほど、 旅人のニーズと言うか押さえるべきポイントをよくわかってらっしゃる。 こちらの拙い英語の質問に付き合ってくれる女主人さんのアジア的優しさもうれしい。

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ホテル正面から

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朝食は4メニューから選択。これはトースト&オムレツ。(なんだかやけにピントの合った写真だ…)

“ご予定は?”と問われ、 これから考えるところですと答えると、“湖もいいけど、カックー遺跡も検討してみて。車のチャーター代を人数で割るから、お得に行ける場合もあるのよ”、と。

こんな成り行きで翌日、同じソロ・トラベラー中年男であるイタリア代表(?)のパウロと二人、車に乗り込んでカックー遺跡を目指すことになったのだった。我ながら毎度いきあたりばったり (*_*)

仏塔がなんと2457も!

1キロ四方に2457基の仏塔が建ち並ぶ奇景。カックー 'Kakku Pagoda' はそういう不思議な場所だ。

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38℃に迫る暑さ、大音響の読経がライブで続く中、見て歩くうちになんだかトランス状態。これも宗教の本質の一つかもしれん。

13世紀頃から最近まで、王の命を受けた村の有力者からの寄進などで仏塔が集められてきた。地震で被害を受けたため、一部レプリカもあるとのこと。

2009年から一般にも公開されたが、現地のパヤ族にとっては今も参拝と信仰の対象なので、“遺跡”という扱いには違和感あり、との指摘もあるそうだ。

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汗だくで一回りしてから、ミャンマービールで“ cheers! ”。アジア旅が大好きなパウロに“インドは行ったほうがいいね。世界はもう一つあるってことがわかるんだ”と勧められたりして、うーむ、なかなか深遠な。

“東京にも行ってみたいんだけど、飛行機もホテルもすごく高くて…”とも言っておりました。否定できん。

なお、ニャウンシュエからここまで直線距離は近いのだけれど、相当高い山並みが遮っているため迂回して75kmほど走ることになる。基本、クネクネした田舎道だ。

クルマ1台を借り切る相場は50,000Kyat(約4,000円)で、これを頭数で割って払う。牛の群れが行き過ぎるまで待機なんてこともある (^^;)

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ニャウンシュエに戻ってみたら、何かのパレード(?)に遭遇。いろんな格好で、好き勝手に叫びながら街の人たちが練り歩いていた。

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これを眺めてのディナーとしよう。

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猪肉炒飯、ごちそうさま。体調維持を考えて、今日は早めに寝ることにします (^^)v

★おまけ

Kyatとはミャンマーの通貨で、読み方は「チャット」。実際の会話では最後の「ト」は発音されず、例えば10,000Kyat(=2019年3月で約800円)なら「テン・サウザン・チャッ」となる。

 

その②につづく)