アジアのぬるい風に吹かれて

今日もあのへんにいます

2019年のシェムリアップ(久しぶり)とバッタンバン③

飲食店あれこれ

ここバッタンバンは、“欧米人に大人気”だそうだ。

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なるほど、街を歩くと白人さんをよく見かける。中には、住み着いちゃったのね〜という感じの、日常感たっぷりの方がジャージで歩いていたり。

散歩の途中、ちょっとおしゃれ風なカフェに寄っても、自分以外の客が全部白人。何だか居心地が悪いような… ^_^;

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(これはそのカフェの屋上からの眺め)

逆に言うと、日本人や韓国人、そしてどんな観光地でも目にする、集団で練り歩く“アジアの大国”のあの人たちがいない (^^♪

さて、今日も暑すぎて、朝から川沿いのカフェ 'EDEN' に直行。上で書いたところとは別の店です。

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アイスカフェラテ+ハンバーガーをいただく。5$しないくらいだったと記憶。この店、エアコン効いてるし落ち着きます(3日連続で朝メシ食った)。これから行く人は、ぜひチェックを。

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もう一軒、マーケットのちょっと南側の路地の、“ガネーシャ・ファミリー”というレストランもご紹介したい(本体はゲストハウスだけど、そこには行ってない)。マスターは、控え目で誠実でナイスガイ。旅行代理店も兼ねている。

店内を覗いてこの亀がいたら正解。

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ご飯食べてたら、店の飼い猫がテーブルに乗ってきて“何かくれよ”ってアピール。お前、そこ、ワイのバッグの上やぞ〜?

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飲食店と言えば、ある日の夕食で地元料理屋にいて、女性店員にWifiのパスワードを聞いたら“4を五つ打って”という。しかし、その通りにしても“接続”のボタンが点かない。二人で顔を見合わせていると、後ろで見ていた客のオヤジが、“違う。4を八つだ”。

確かにそれでLog-in 成功!周囲でちょっと歓声 (^^)

“俺は週に3回は来てる。この店のことなら何でも聞けよ”てな風にどや顔になるオヤっさんだった。カンボジアに来ると、困った人を放っておかないこういう気質を感じる。

さて、トゥクトゥクの兄さんをつかまえて、“プノン・サムポウまで行って帰っていくら?”の交渉。待機含めて15$で決着した。

もう一つの絶景へ

プノン・サムポウ ‘Phnom Sampov’ は仏教のお寺で、さほど古いものでもないが、小高い丘の上にあり、その展望台からはバッタンバンが一望できると聞いた。今度はちゃんと写真に残せるだろうか。行ってみよう!

市内から30分ほどの距離。一応、舗装はしてあるものの穴ボコだらけの道(腰を痛めかねないのでご注意)。丘の上にお寺らしきものが見えてきます。

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この麓まではトゥクトゥクで。その先は本来は歩いて登るのが作法だろうけど、登山したくなければ、おなじみバイクのおっさんの世話になって頂上へ行くことができる(4$)。

てっぺんから見下ろすと…

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いかがでしょうか。この旅の自信作です (^^)v

頂上付近には近所の子どもがいて、勝手にガイドを始める。といったって、英語を喋るでもなく、指差しで仏像やら撮影ポイントを教えるだけだが、要求される前に小銭程度のガイド代を払っておいた。あうんの呼吸か?

バッタンバンと言えば、ガイドブックやネット上の記事では、必ず“バンブートレイン”と、“コウモリの大群”が紹介されているけど、どちらも興味湧かなかったのでスルー(コウモリの飛翔はまさに今いるこの山なんだけど)。

なお、この丘の中ほどには “killing cave”(殺戮の洞窟)と名づけられた場所がある。ポルポト派兵士が、国じゅうの知識層を連行し、拷問の末にこの穴に突き落として殺しまくった、その現場。人骨が積み上げられていた。

撮影禁止ではなかったけれど、あえてカメラを向けることはやめておいた。これは“観光”にしていいことではなかろう。この国の、あまりに重い負の歴史。自国民が同胞に対してやったことだけに、戦争の被害とはまた別の深い傷。

そんなことも考えさせられつつ、そろそろ旅が終わろうとしている。あまりの暑さに昼間だけ食欲不振になり、2日連続でランチ抜きという妙な事態も起きたが、現地の日常をたくさん見られた。面白かったなぁカンボジア

その一つ。(写真は撮れなかったけど)大型バスが校舎のそばを通るという単にそれだけなのに、小学校の女の子たちが窓から身を乗り出して一生懸命に手をふってくれた。日本ではとっくの昔に捨て去ったものが、ここにはまだある。そのことに、おっさんは不覚にも涙ぐみそうになるのでした。では、また!

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