2014年のホーチミン&ニャチャン②
海好きのTのリクエストで、向かったのはニャチャン。ホーチミンから北東へ450km、ベトナム屈指のビーチリゾートだ。
今なら、ホーチミンから海を目指すにしても、もっと近場にブンタウなどの候補があると知っている。しかし、この時は「ベトナムで海って言うと…ニャチャン?」くらいしか知識がなかったというのが正直なところだ。
日帰りニャチャン旅
早朝、ホテルに旅行代理店から電話があったようで、「あんたたちの予約した便は飛ばないそうだ」とフロントから伝言を聞く。えっ、飛ばないってどういうこと? うまく事態が飲み込めず…。
とりあえず空港まで行ってみる。うーん、理由は今ひとつわからないものの、フライトキャンセルは事実のようだ。カウンターのお姉さんが手続きしてくれて、我々は次の便(つまり朝一番から二番へ)振り替えられ、とまどいながらも何とかニャチャンに移動。
しばらく街の様子を観察する。
ホーチミンに比べればすっきりとしていて、人口密度もグンと下がる。
何だかロシア語風の看板を出した商店がやけに多いなぁと最初は不思議だったが、調べてみると、ロシアでは太陽光を求めてベトナムを旅行先に選ぶ人が多く、なかでもこのニャチャンが人気なのだという。知らなかったなぁ。
砂浜そして寿司
ニャチャンのビーチは、ご覧のとおりの美しさだった。
我々も午後の数時間、ここで散歩や日光浴。確かにロシア人らしきカップルやファミリーが予想を超えてたくさんいた。
そのロシア人一家が飼っているらしい大型犬が、リードもつけずに歩いていて、ちょっとビビった 。 まぁ、ベトナムにしろロシアにしろ、「犬にはリードをつけること」なんてルールはないのだろうから、彼らに罪はないのだが。
たまたまこの時は3月だったのだが、気温が30℃を超えず、降雨もほとんどなしということで、3〜4月がこの土地のベストシーズンだそうだ。
調子に乗って(?)、シーサイドのレストランで軽食のつもりで「寿司」をオーダー。後になって、異国で“なまもの”を食べてよかったのか? と不安になったが、お腹は無事だった。なぜ寿司を食べようと思ったのかは自分でもわからない (*^^*)
ホテル屋上からの眺望
再び国内線で、その日のうちにホーチミンまで戻る(もちろん、急がない旅なら、約10時間かけてバスで格安に行く方法もある。ご参考まで)。
今回の旅を締めくくるべく、晩メシの後にルーフトップバー「Saigon Saigon Bar」へ。
カラベルホテル旧館の9階にある店で、800万人都市ホーチミンの街が一望できる(もちろん観光客向けなので、飲み物もそれなりのお値段)。
ここは1区といって、東京で言えば銀座にあたるようなところだが、同じ区の中にバックパッカーたちが夜通し飲んで騒ぐエリアなどもあったりするのが面白い。
そっち方面はこちらに書きました。
いろんな顔を見せるホーチミン。2年続けてここを訪れ、すっかり気に入って、その後も何度か出かけることとなった。