2017年のパタヤ&バンコク①
祝日絡みの週末三連休に1日休暇をくっつける得意のパターンで、タイに行ってきた(実に十数年ぶりだ)。
パタヤに寄り道
今回見たかったのはバンコクにあるというヒンズー教寺院。造形としてヒンズーの神様たちが好きというのもあるし、仏教国の真ん中でのヒンズー信仰の現場というのも興味が湧く。
ただ、せっかく計4日あるので海辺の雰囲気も味わいたい。遠くまで行く体力も予算もなく (*_*; 最も気軽に行けるビーチとしてパタヤを選択。
夕方スワンナプーム空港に降り、そこから乗り合いバスで約90分。同じような一人旅オッサンもいれば韓国の大学生らしきグループもいた。7時半ごろ到着。
ホテルの壁にこんな絵が飾ってあって、“タイ気分”がそこそこ盛り上がってくる。
下調べゼロだったのだが、タブレット片手に歩きまわって大まかに地理を理解した。要するに、海沿いと街中に1本ずつ大きな通りがあり、その間はたくさんの細い道(ソイ 'soi' と呼ぶ)でつながっている構造らしい。
歩き疲れたら、ソンテウという乗り合いトラックがいくらでも走っているので、10バーツ(約33円)払って好きなところまで乗っていける。
さて、コンビニ(ファミマとセブンがやたらとある)で水などを買ってから、ディナー。タイ式サラダ+海鮮ヌードル+ビールにした。
旅先ではいつも焼きそばをオーダーし、食べて安心する。なぜなんだろう (^^)v
海は今イチ?
翌日、窓を開けると、洒落たプールがあった(昨夜は暗くてわからず)。このホテル、古いけれどちゃんとしたところのようだ。
さっそく、ビーチを見に行く。
昨秋に亡くなったプミポン前国王の大きな遺影があった。国民の思慕は相当なもののようだ。政治上の対立で国が分断されそうな危機を救ってくれた存在でもあるらしい。
今は雨季で、空模様はスカッとしない。そのせいもあってか、海の色もちょっと青さが足りず残念。
通りには、さまざまなレストラン(多いのはイタリアン、コリアン、インディアン)、カフェ&バー、土産物、マッサージ屋、フルーツ屋などが並ぶ。
これはナーガ。古代インドの神話に出てくる蛇の神(=水の化身) だ。
昼食後、ホテルのプールで読書&昼寝を目論んだのだが…、奇声をあげてプールへの飛び込みを繰り返す西洋人青年がいて、不快。うるせぇなあ。ドラッグハイだと思われる (^'^)
ところで、まだ明日のバンコクへの移動を手配していない。フロントの女性に聞いてみたら、「バスは当日だと満員で乗れないことがある。今日のうちに、ターミナルまで行ってチケットを買うといいわ」と。
おそらくローカルバスのことを言っているのだろう。だが短期間旅行者としては、多少出費してもいいから、もっと素早く動きたい。ネットで探したらパタヤ~バンコク400バーツ(約1,300円)というバス便が見つかり、そのままクレカ認証で予約までできてしまった。便利な時代。
野良犬は潮風の中で眠る
自分のホテルからは徒歩30分くらいかかるのだが、ウォーキング・ストリート(=歩行者天国)まで夕食に出かけた。この街で最もにぎわう盛り場だ。
人種のるつぼというこの雰囲気は、さすがタイ。
この喧騒を眺めながら焼鳥を食べる。日本のものを“完全コピー”した、みごとなタレの味だった。醤油と砂糖の微妙な調和というやつです。
海そばの道を歩いてホテルに帰還。
野良犬が潮風にあたりながら寝ていた。こいつら、何ともいい味を出している。
(その②につづく)