アジアのぬるい風に吹かれて

今日もあのへんにいます

2018年の、そして4度目のホーチミン②

天空の城

ホテルに帰還。ブイビエンの“飲めや歌えや”の騒音を聞きながら、眠った。普段は神経質なくせに、こういうやかましさはまるで気にならないのが不思議 (^_^)ノ 

…が、自宅にいるのと同じく、ここでも5時半ごろ目覚めてしまう。旅先ぐらいは朝寝坊したいのになぁ。まぁ悩んだって仕方ないか…。

たまたまバスタブ付きの部屋だったので、ゆっくり朝風呂につかってから朝食。

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ごちそうさま。普段の朝食に比べてカロリー量で5倍くらいある気もするが、旅の間は普段の5倍はよく歩くので、体重は増えない。むしろ減っていることが多い。

ホーチミンを高い場所から見てみたいと前から思っていたので、いよいよ“サイゴン・スカイデッキ”を初体験。地上から見上げると、天空の城かよ?という佇まいでそびえ立つ。

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この建物全体はビテクスコ・フィナンシャル・タワーといい、2011年に竣工、地上262メートルの“塔”だ。その49階が展望台になっていて、こんな景色!

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すげえぇ。サイゴン川の河口に沿ってこの街が開けたことが、このアングルだとよくわかる。ちなみに入場料も、すげえとまでは言わないけど、20万ドン(約1000円)なのでこの国ではそこそこの出費。

余談ながら、実は高所恐怖症ゆえ、この写真を撮るまでに勇気を振り絞る必要があったことを付言しておきたい (>_<)

街でいろいろと新発見

後は、気の向くまま街歩き。まずは、レタントン通りの日本人街へ。焼肉食べ放題は、2000円 or 4400円とのこと。けっこうな値段ですな。

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この広告にあるサービスアパートメントとは、掃除・洗濯サービスや家具家電が付いている賃貸物件、言い方を変えるとホテルを中長期で利用するイメージ。日本では知られてないけど、世界ではよくある(らしい)。

ネットでちょっと検索したら、ホーチミンなら月に400$(43,000円ほど)から借りれるようだ。

日本国内でおなじみのうどん屋チェーン店(△△製麺)もできていた。フォーで育ったベトナミーズたちにとって、うどんはどんな味なのだろうか。

ドンコイ通りの付近では、部屋ごとにたくさんのカフェ(?)がオープンしたような、何だか不思議な古ビルを発見。

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そのビルをバックに記念撮影したいのか、アングルを相談中?の新婚さん。

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地元民が買い物に来る、名もなきマーケットにも迷い込んでみた。

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豪快に生肉を捌いていくおばちゃん発見。この光景を見ると、なぜかこっちのテンションも上がる (^o^) 日本の路上からは失われた味わい。

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武帝と高層ビル

もう一つ、まだ行ったことのない場所があった。“リバーサイド”だ。1区の中心部(市民劇場あたり)から歩くこと20分ほど。

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貨物船がゆったりとサイゴン川を航行していた。大河メコンの支流にあたる。なかなか渋い風景。

そこから陸のほうを振り返ると、チャンフンダオ帝の像。1200年代に元(今のモンゴル)の侵攻を跳ね返した武帝だ。その背後には超高層の現代的ビル。疾走するオートバイ。このコントラストはまさにベトナム的だよねえ。

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ここで、またも雨。ドーッという音ともにけっこうな勢いと水量で、雨をやり過ごしながらこの先を進むのはやめにした。ついに心が萎えたようだ…。

衣服の3分の1が水を吸ったような状態で小さなレストランに逃げ込み、“フォー・ガッ”を注文。鶏ベースのフォーをこう呼び、牛肉仕様の“フォー・ボー”と区別する。70,000ドン(約350円)だったかな。

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目の前に座ってなんか食べてる西洋人のおっさんも、雨を避けて入ってきた同じパターン。とすると、この季節の急なスコールはカフェやレストランの売上アップにそこそこ貢献しているんじゃないか…。

そんなことを想像しつつ、身体が温まったところで、ちょっと早いが空港に向かおう。1区以外にもチャレンジしたい、と、次に来る気も満々なのだった (^。^)

 

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