アジアのぬるい風に吹かれて

今日もあのへんにいます

2017年のルアンパバーン&ヴィエンチャン②

タイから再び橋を越え、ラオスに戻ってきた。

ここから首都ヴィエンチャン中心部までは、さらに車で40分ほどかかる距離だが、安い乗り合いタクシーが見つかったおかげで50,000Kip(約750円)で済んだ。朝からツいてる?

爪切り攻撃に遭う!

予約してあったホテル周辺は、どうやら外国人観光客が集まるエリアで、
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どことなく旧宗主国フランスの香りが漂うような…。あ、フランス行ったことがないので、単なるイメージで語ってます (^_-)-☆

「アイスコーヒー15,000(Kip)」となっているので、このお店では約200円。ラオスは、タイベトナムほど物価が安いわけではないので、これから行く人はご注意を。もちろん外国人向けの“物価”であろうと思われるが。

(このへんについて後で調べたところによると、ラオス自体はまだまだ農業国であり、工業的な品目はタイか中国から仕入れて売っているんだとか。つまり、観光客が目にするものはほとんど“輸入品”であり、だからおや?と思う程度の物価になっているんだそうだ)

部屋の準備ができるまで少し待っていてと言われて中庭に座っていたら、見知らぬラオス女性に手を取られた。“なんじゃ?”と思っていると、すごく丁寧に爪を切りヤスリで磨き、クリームとライム汁まで塗ってくれた。

お礼にと2000Kip紙幣を何枚か渡したら、「いやいや。大きいお札をくださいな」って顔で手を伸ばしてきたので、ややむっとしながら「そもそもお願いしてないでしょ!」で終わりにした。油断も隙もねえなー (^^;)。

朝からちょっとお腹が緩かったせいで、惨事になるのを警戒して何も食べないままついに14時。

そろそろよかろうということで「エビ入り焼きそば」とビアラオ(小瓶)。ピリッと辛い感じを狙って料理を選んでいるのだが、味付けはいたってマイルド。タイとはそのへんの食文化が違うのかな?
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道を歩くとハングルを掲げた看板が多いのに気づく。なるほど、直行便があるかないかの差は大きいわけだ。

この後、日差しがきつすぎるので、例によっていったん昼寝。「HOTEL」とは名ばかりの、実態はバックパッカー向けゲストハウス。クローゼットも椅子もアメニティも、何もない。窓を開けたらゴミ捨て場だった (^^;)

何もすることがない街?

一国の首都でありながら、見るべきもの・するべきことが何もない。ヴィエンチャンについてこんなふうに言われることが多いのは知っていたが、約2日滞在してみて、確かに同意する部分もある…。

もちろん「パトゥーサイ(凱旋門)」 には登った。
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上からの眺めはごらんのとおり素晴らしかった。
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が、30分もいれば十分。内部に土産物屋もあるが、そもそも商品がホコリをかぶっていた (^^;)

旅を「観光名所を巡ること」と捉えている人には、ここは少々退屈かもしれない。だけど、街を歩くと、興味深い文化と暮らしのいろいろを垣間見ることができた。
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このポストでもわかるとおり、ラオスとは“ラーオ族の国”という意味で、人びとは自分たちのことを Lao と呼ぶ。
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夕方5時頃から川沿いではナイトマーケットが開かれる。“3US$(約330円)”で時計をゲット! こんなふうにアジア諸国で買って帰った腕時計が自宅にどれだけあるんだ?
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夕飯のつもりで入った店で25分たっても料理が出てこず、半ギレ(他に客は1人だけ)。まぁ、たまにはこういうこともある (-_^)

そんなこんなで、ああ、11日間の旅が終っていく。メコンに沈む夕日をしっかり目に焼きつけよう。
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