アジアのぬるい風に吹かれて

今日もあのへんにいます

2017年のルアンパバーン&ヴィエンチャン①

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11日間の旅のうち、ラオスの2都市に計5日滞在したのでブログにしておきたい。冒頭写真は、見にくいとは思いつつ、この“朝焼け”にします。

欧米人多すぎ?

ハノイから久々のプロペラ機に乗ってルアンパバーン入り。日本人は信用があるらしく、ビザ不要でパスポートチェックもすぐ終了。先輩トラベラー諸氏の品行方正のおかげだ (^^;)

ともかく、我、ついにラオスの地を踏む。

3ギガのSIMを5ドルで買ってタクシーでホテルへ。いつもそうだが、知らない国で夜の闇に向かって車が走り出すこの瞬間が、最もリアルに「旅」を感じる。幸運にも、コワい目に遭ったことは、まだない。

チェックインして荷物を置き、夕食。ついに本場のビアラオをいただく時が来た。とある東京のタイ料理屋で初めて飲んで、その美味しさに驚いた一品。うめ~! ぜひ一度ご賞味を。あ、写真はピンボケですが。
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翌朝、街へ出てみると、白人さんがむちゃむちゃたくさん歩いている。10人中で5人がローカル、4人が欧米、1人がその他というくらいの比率。こんなの初めて。
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これは“プーシーの丘”という観光スポットの入口付近だが、その雰囲気を感じてもらえるのではないか。

ウロ覚えだが、ヨーロッパの人気調査で「最も行ってみたい世界遺産都市」の1位がここで、さらに「行ってみて最も満足度が高かった」のもここだったという記事があったはず。恐るべしルアンパバーン人気!

元々ラオスの古い都だから
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こういう仏教建築・美術がたくさん残り、一方でインドシナ半島の象徴である大河メコンと原生林に包まれる感覚も魅力なのだろう。

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しかもコンパクトな街だから、これらが全部、歩いて見て回れるという地の利。

さて昼食に“カオソーイ”。タイ北部とラオスのここでしか本物は食べられない。

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スープヌードル(麺は米製)で、ひき肉部分をくずすと、そこに隠されたいろんな味がスープに溶け出す。観光客向けのレストランより、ローカルな“食堂”っぽい店のほうが遭遇率が高い。

托鉢、そして朝市

ルアンパバーンと言えば、少年僧による毎朝の托鉢も名物。まだ開け切らぬ街に現れるオレンジの集団に、地元民が食料を捧げる儀式だ。観光客も見よう見まねでそれに参加。
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誰かの旅行記で「現地のおばさんが粗悪な供物を高額で売りつけるのでご注意を」というのを事前に読んで知ってはいたが、あえてその手に乗ってみた。いや、高額と言ったって1万Kip(約150円)だし、それを払うことも一つの喜捨ではないか、と。
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おこぼれにあずかろうと、街中の犬が出てくるのも面白かった。出家僧とおばさんと犬たち、みんな込みで“救い”を考えるのが仏教であろう。

おっと、お知らせ。托鉢については、こちらでも書きましたのでご興味あったらどうぞ。

redredwine.hateblo.jp

大勢の観光客が托鉢を見にくるのにタイミングを合わせて、朝市も開かれる。
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毛をむしられた鶏がそのままの姿で…合掌。
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法律や規制があるのかもしれないが、この街では、車やオートバイがクラクションを鳴らすことがない。それだけで、  こんなに心安らかに過ごせるのだというのは、一つの発見だった。

もう一つ。欧米は基本的に“カップル文化”で、それが大量に押し寄せてくるものだから、例えばホテルのベッドはバスタオルでこの仕掛け。まぁ東南アジアでこれはおなじみではあるが、
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レストランのライスまでハート型とは、ちょっとやり過ぎでは (^^;)
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(おまけ)

2泊させてもらったのは、こちら。Luang Prabang Hotel 

手作り感のある、フルーツ満載の朝食がGood!

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その②につづく)