2017年のパタヤ&バンコク②
次の日、バンコクには午前11時ごろ着いた。天気は相変わらず冴えない…(暗っぽい写真ですみません)
このバスは、有名ホテルならネット予約時にメニューから選ぶだけでそこへ送り届けてくれるようだが、あいにくこちらは“エアコンがあって寝られればいい”レベルの宿。仕方ないので、シーロム通りのどこかで降ろしてくれるよう頼んだ。
もはや東京の先をいく?
シーロムは市内でも代表的なエリアの一つで、お目当てのヒンズー教寺院もこの近辺にあるはず。
だが、降ろされてウロウロ…。結局ホテルの場所がわからないので、キャリアウーマン風のお姉さんに道を教わった。彼女のビジネススーツの着こなしがカッコイいこと! ここはもう完全に“先進国”なんだねぇ。
見上げるとこんなビル(2016年にできた“マハナコン”)。日本みたいに地震が多くないからできるのだろうが、こういうところも負けそう?
ようやくたどり着いてチェックインする。フロントは女の子風のファッションと化粧をしたおじさんで、ちょっと脱力。タイだなぁという感じ (^^;;
ひとまず、近場の店で昼ごはん。またもや、焼きそば(正確にはパッタイwith ビーフ)だ。
改めてシーロム通りをずんずん歩くと、ありました!「ワット・ケーク」。
ヒンズーの宗教芸術
ひときわカラフルかつ独特な装飾の建物で、見ていると確かにインドっぽい風貌の人々が出入りしている。
あいにく内部は撮影禁止だったので、外から見える神様だけだが、このキュートな感じをわかっていただけるだろうか。
神や王を守る獅子と思われる彫像もあった。古代オリエントから伝わるもので、つまり、“狛犬”と起源は一緒。
ここバンコクにもインド系の人々のコミュニティーがあり、彼らはこの寺院での礼拝を欠かさないという。なお、「ワット・ケーク」とは“お客さんのお寺”を意味するタイ語で、ヒンズーの言葉では「シーマハーマリアムマン寺院」というのだそうだ。覚えられんが (-.-)
こちらは、普通のオフィスビルの敷地内にある仏教の祠。象たちが仏陀に仕え、守っている。
帰国の朝に七転八倒 (>_<)
夜は、かの有名なパッポンのナイトマーケットをぶらつき、2つで1,500円だという怪しげな腕時計を買い、レストランでカレーをつまみに酒を飲んだ。こういう時間がいちばん好きかもね。
朝早い便で日本へ帰るため、ホテルを翌5時にチェックアウトしてタクシーを拾う必要がある。というわけで10時半ごろには寝たのだが…腹部の違和感で夜中の3時に目が覚めた。
立て続けに5回、トイレへ。ヤバい…カレーがよくなかったのか? 普通においしかったし、それなりの値段のするまともな店だったのだが。
頭の中で不安が渦巻く。タクシーの中で粗相をしないだろうか。その先もずっと飛行機だし。うーん、追いつめられた (*_*) 胃腸トラブルの時はヘタに止めようとせず、出し切ったほうがいいという知識はあるのだが、あと1時間でタクシーに乗らねば、という難しい局面。やむなく持参していた“ワカ末止寫薬”に賭けた。
止まった。ワカ末すごい!生き恥をさらすことなく、夕方には無事に成田の地を踏むことができた。お釈迦様そしてヒンズーの神々のご加護である。
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